洞光寺の永代供養墓は正式には「永代供養廟」と名付けております。
平成19年10月に、完成いたしました。以下、その永代供養廟について、記します。
本堂左手、坐禅堂の左前方に、今まで存在した「仏足跡」を鐘楼堂横に移動しての建立でした。駐車場から上がってくると玄関先に立った辺りで真っ正面に目に入る位置にあります。
十一面観音がそびえ立ち、正面は洞光寺の地紋(尼子家御紋)、左右に十三仏レリーフが取り付けてあります。その前にはオリジナルの灯篭型線香立てもあります。その供養廟の右側階段を少し降り(半地下)、入口を開けると、左右に棚があり(全部で110区画)、棚の下には左右に般若心経の文字が彫り込んであります。 左右棚の中央正面には、お釈迦さまが祀られ、その真下は散骨場になっております。
供養廟内には10人くらいは入ることができます。
『永代供養納骨規定運営要綱』を同封しておりますが、永代供養の内容は
①供養廟内の一区画に納骨する場合
洞光寺指定の骨壺(大きさは数種あり)が3個収まり、前には位牌が何基か置けます。
収まりきらない遺骨は先に本尊さまの元へ散納骨いたします。
基本的に33回忌以後は廟内本尊さま下へ散納骨いたします。しかしながら、そ の年数は決まったものでなく、相談で年数の変更ができます。
33回忌が過ぎての納骨も可能ですが、その時はある程度の年数を決めておきた いと存じます。棚から本尊元へ散納骨されても、永代供養ということにかわりはありま せん。
②供養廟内の一区画を三分割して納骨する場合
骨壺1つに数霊一緒にされても構いません。
③供養廟内の散骨墓へ直接納骨する場合
以上供養廟内の納骨形態は、上記の三形態となります。
毎年秋の彼岸法要(9月彼岸中の中日・秋分の日、午前中)には永代供養の方々の合同慰霊祭を必ず勤めさせていただきます。